エスカレーターだけでもう非日常。MOA美術館で過ごした2時間〜50代ひとり旅

青い光のトンネルの奥に円形の万華鏡のプロジェクションマッピングが見えるMOA美術館のエスカレーター内観写真に、タイトルと「50代ひとり旅」のバッジを重ねた、MOA美術館訪問記のアイキャッチ画像

今回はグリーン車でスタートしました。JREポイントを使ったので、いつもより少し贅沢な気分で移動できました。

やはり東海道線は 山側より海側に座りがち。小田原あたりから海が見えます。

平日10時のグリーン車はガラガラ♪ 
ジャスミン茶で水分チャージ

熱海駅からバスに乗り、MOA美術館には11時半頃到着。

チケットはじゃらんで事前に購入しておきました。

熱海駅からバスで7分ほどですが、かなり山を登っていくので、車窓からの景色がどんどん綺麗になっていきます。

バスは15分おきくらいの間隔で走っていました。

タクシーやマイカーで来ている人もいましたが、徒歩だと坂がかなり急なので、公共交通機関を使うなら断然バスがおすすめです。

チケット売り場の手前にコインロッカーがあり、こちらは使用後にお金が返ってくるタイプでした。荷物が多いときは活用すると身軽に館内を回れます。

階段を登ってすぐ右にコインロッカー。
目次

エスカレーター〜入った瞬間から、もう非日常

MOA美術館、実は入口からしてすでにアートでした。

エントランスから本館まで、総延長203.5m、7基のエスカレーターを乗り継いで山を登っていきます。

これだけ長いエスカレーター、他ではなかなかお目にかかれません。

青い光に包まれたトンネルのような空間で、まるで、宇宙船に乗り込むみたいな感覚になりました。

途中の円形ホールでは、依田満・百合子夫妻による世界最大級の万華鏡のプロジェクションマッピングが天井いっぱいに投影されていて、思わず立ち止まって見上げてしまいました。

刻々と色が変わっていく様子は、写真より実際に見た方が何倍も綺麗です。

天気も良かったので、本館にたどり着いたときに広がる海と空の景色も素晴らしかったです。

葛飾北斎のデジタル展〜知っている絵のはずなのに

今回一番印象に残ったのは、「デジタル北斎漫画 & The Great Wave」という企画展でした(2026年7月10日〜9月1日、期間限定の展示です)。

よく知っているあの波の絵、実は「神奈川沖浪裏」という名前だということも、ここで初めて知りました。

絵は誰もが一度は見たことがあるはずなのに、タイトルまで知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。

北斎がどれだけ忠実に波や船の描写を捉えていたか、改めて知ることができました。

有名すぎて逆に素通りしてしまいがちな作品も、こうして丁寧に解説されると新しい発見があるものだと実感しました。

MOA美術館は企画展の入れ替わりが多いようなので、訪れる時期によって見られる内容は変わりそうです。

そのときどきの企画展を楽しみにするのも、この美術館の魅力のひとつかもしれません。

館内には壁一面に大きく再現された神奈川沖浪裏と凱風快晴のフォトスポットもあり、迫力に圧倒されました。

こちらが 神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)と凱風快晴(がいふうかいせい)  ふぉとすぽっとです。

版画体験のスタンプラリーも用意されていて、5つのフォトスポットを回ってスタンプを重ねると、神奈川沖浪裏が完成する仕掛けになっていました。

庭園散策〜竹林と水音に癒される

館内をひと通り見たあとは、庭園も少し歩きました。

竹林の中を通る遊歩道や、水路のせせらぎが心地よく、館内の非日常感とはまた違う、静かな時間を過ごせました。

階段が多く、お年寄りは少し大変そうでしたが、階段を降りるとお食事処やお茶室があります。

お茶室側から見た庭園

カフェ〜鎧塚俊彦プロデュースの喫茶でひと休み

楽しみにしていたのが、三ツ星レストランのシェフ・パティシエディプロムを取得した鎧塚俊彦さんプロデュースの喫茶【La pâtisserie du musée par Toshi Yoroizuka】です。

少し混んでいて、10分ほど待ちましたが、待合のソファの座り心地が良く、待ち時間もそれほど苦になりませんでした。

コンパクトながら風情のある空間で、紅葉の時期に来たらまた違った雰囲気を楽しめそうだなと思いました。

ケーキとアイスコーヒーをいただきましたが、見た目も味も期待通りでした。

カシス950円アイスコーヒー740円

近くには庭園を眺めながらランチができるお食事処もあったので、次回は時間を作ってそちらも試してみたいです。

まとめ〜2時間があっという間だった

滞在時間は2時間ほどでしたが、正直あっという間でした。

エスカレーターの空間そのものがアートで、庭園も、カフェも、それぞれに見どころがあって、詰め込みすぎず、でも十分に満喫できる時間の使い方ができたと思います。

美術に詳しくなくても、「なんだかすごい場所に来た」という感覚を味わえる美術館でした。

次に来るなら、紅葉の季節を狙ってみたいです。

そういえば、チケットを事前に買っておいたのも良かったです。バスが到着したタイミングで、チケット売り場には少し列ができていました。でも私は事前にオンラインで購入していたので、並ばずにそのまま入場出来ました。

MOA美術館
熱海エリア 静岡県
相模灘を望む高台に建つ美術館。総延長203.5m・7基のエスカレーターと、依田満・百合子夫妻による日本最大級の万華鏡のプロジェクションマッピングが名物。国宝3点をはじめ、日本・東洋の美術品約3,500点を収蔵しています。葛飾北斎のデジタル展や、鎧塚俊彦さんプロデュースのカフェも人気です。
  • 住所:静岡県熱海市桃山町26-2
  • 開館時間:9:30〜16:30(最終入館16:00まで)
  • 休館日:木曜日(祝休日の場合は開館)、展示替え日
  • 観覧料:一般2,000円
  • アクセス:JR熱海駅バスターミナル8番乗り場より約7分
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