50代、阿智村に車なしで行けるか本気で調べてみた〜直行バス・あずさ・名古屋、3ルート比較

電車の座席から車窓を眺める写真に「阿智村、車なしで行けるか調べてみた」の文字が重なる50代ひとり旅ブログのアイキャッチ画像

ひとり旅って、当たり前なんですが、自分で決めることがとにかく多いです。

行き先はもちろん、経路も、宿も、当日の細かい時間割りまで、全部自分で決めなきゃいけない。

だから最低でも行き先だけはしっかり決めて、経路もある程度マイルートに入れておかないと、せっかく旅をしているのに現地でずっとスマホばかり見ることになってしまう。

頭ではわかっているのに、いつも結局スマホとマップを見ている気がします。

今回はその「行く前の準備」の話です。

行き先や経路を事前に決めておく考え方は、以前もこのブログで書いたことがあります。

阿智村には、以前家族とマイカーで行ったことがあります。

あの記事にも書いた通り、日本一の星空を求めて訪れたのに、当日は残念ながら曇りで星は見えませんでした。それでも温泉と自然に癒されて、「また来よう」と思える旅でした。

次はひとりで行きたい。なんならコンスタントに通いたい。

ただ前回運転した中央道が、思っていた以上にめっちゃ長くて。

そう思ったとき、最初にぶつかったのが「マイカーなしだと、実はけっこう行きづらいのでは」という不安でした。

というわけで、実際に行く前の今の段階で、公共交通機関のルートを本気で調べてみることにしました。

目次

調べてわかった、3つのルート

ルート1:新宿から直行バス

バスタ新宿から「中央道昼神温泉」バス停まで、乗り換えなしの直行高速バスがあります。

行き:バスタ新宿07:55発→駒場(中央道昼神温泉)12:12着(約4時間17分) 4,600円

帰り:駒場08:50発→バスタ新宿12:57着(約4時間7分)

乗り換えがないのは魅力ですが、1日1便のみというのが正直かなりネックでした。

行きは朝7:55一択、帰りは朝8:50一択。

星空観賞で夜更かしした翌朝に、この時間に間に合わせるのはなかなかタイトです。

しかも到着するのは「駒場(中央道昼神温泉)」という、中央自動車道の阿智PA(パーキングエリア)内のバス停。高速道路上に降ろされるようなイメージなので、そこから先は自分で歩ける距離ではありません。

温泉街の中ではないので、宿泊先の送迎車にここまで迎えに来てもらうのが基本の流れになります。

調べてみると、送迎の対応バス停や時間帯は宿によって決まっていることが多いとわかりました。

同じ「昼神温泉」でも、宿によって「どのバス停まで送迎してくれるか」が違うので、予約の段階で、自分が使う路線・バス停と、宿の送迎対応がかみ合っているかを確認しておく必要があります。

ルート2:あずさ+松本便

乗り物好きとしてはこちらにも惹かれました。

新宿からあずさで松本駅まで行き、そこから「阿智☆昼神直行バス(松本便)」に乗り換えるルートです。

新宿松本駅特急あずさで約2時間30分 6,730円

松本駅12:00発→昼神温泉13:40着:(約1時間40分) 2,000円

帰り:昼神温泉14:30発→松本駅16:10着

このバスは昼神温泉の中心部まで直接連れて行ってくれるのが大きな利点です。

駒場PAで降ろされる直行バスと違って、宿までの距離がぐっと近くなります。

ただし、こちらは宿泊者限定・完全予約制・1日1往復のみ

しかも予約の締切は出発日の10日前までと決まっています。

松本駅12:00発と聞くと余裕があるように思えますが、間に合うあずさに乗るには結局そこそこ早起きが必要で、まあまあ早いです。

乗り物を楽しみたい気持ちには応えてくれますが、自由度という点では直行バスと同じ悩みを抱えています。

ルート3:名古屋経由

そしていろいろ調べているうちに気づいたのですが、名古屋に連れて行かれがち

比較サイトを見ても「東京からは名古屋経由がおすすめ」と書いてあるものが多くて、最初は「なんで新宿から素直に行けないの」と思っていたのですが、実際に調べてみて納得しました。

新宿→名古屋新幹線で約1時間40分 11,700円

名古屋(名鉄バスセンター)→昼神温泉高速バスで約1時間40〜50分

運賃目安:高速バス1,900円〜(区間による)

名古屋からのバスは、9時・13時・14時など1日に3便です

何本も」というほどではありませんが、直行バスの1日1便、松本便の1日1往復と比べると選択肢はある方で、乗り継ぎも1回だけ。

合計の所要時間は3時間半前後。

運賃だけ見れば直行バスより高くなりますが、新幹線+高速バスという組み合わせは移動の自由度が段違いでした。

ルート4:新宿→飯田駅→レンタカーor路線バス

調べていて一番「これは使えるかも」と思ったのがこのルートです。

バスタ新宿から飯田駅前への高速バスは、実は1日に何本もあります

6:55発、8:05発、9:05発と、ほぼ1時間に1本のペースで運行していて、これまでの「1日1便しかない」直行バスとはまったく状況が違いました。

  • バスタ新宿→飯田駅前:高速バスで約4時間、運賃4,600〜5,500円、本数多数
  • 飯田駅からは2つの選択肢

   ①レンタカーで昼神温泉まで20〜30分ほど (飯田駅前に日産レンタカーがあります。

     軽自動車の日帰りプランで6,000円前後〜が目安ですが、車のランクや借りる日数によって変わります)

   ②路線バス「駒場線」で昼神温泉郷まで所要35〜48分、運賃500円、1日数本)

さらに、飯田駅と昼神温泉を馬籠経由でつなぐ「飯田★中津川線」という周遊バスも2026年9月から新しく走り始めました。ただしこちらは毎年12月1日〜3月19日は運休になるので、冬に行く今回のプランでは使えません。

本数の少なさに悩まされてきたルート1・2と違って、このルートは飯田駅までの移動さえクリアすれば、あとは選択肢が複数ある。

これはかなり有力な候補です。

実際、候補にしていたお宿「山翠」の公式サイトを見ると、新宿方面から来る人向けには「飯田IC・伊賀良バス停まで無料送迎バスあり」とはっきり案内されていました。

つまりこのルートを使うなら、送迎の心配もいりません。

1日1本のバスは、正直「やばい」と思った

阿智村を車なしで調べていて率直に思ったのは、「1日1本のバスって、都会に住んでいるとなかなか想像できない」ということでした。

乗り遅れたら、その日はもう帰れないかもしれない。そういう緊張感のある移動手段が、当たり前のように存在しているんですよね。

でも裏を返せば、選択肢がないからこそ、逆に迷わなくて済むという面もあります。

「この時間のバスに乗る、以上」というシンプルさは、行き先を決めるまでの過程がむしろ気楽だったりもします。

結局、今回はどうしたか

いろいろ調べた結果、正直に言うと、今回の12月の阿智村ひとり旅はいったん保留にしました。

理由は、せっかくなら花桃まつり飯田★中津川線が動いている時期に合わせて行きたいと思ったからです。

冬季(12月1日〜3月19日)は運休してしまうこのバスも、春なら使えます。

来春はルート4を軸に、花桃と組み合わせて再訪する予定を立てています。

星が見えなくても、花桃が見られなくても、それでも「また来たい」と思える場所。

それが阿智村なんだと思います。

今回はアクセスを調べただけで終わってしまいましたが、この記録が、同じように「車なしでどう行こう」と悩んでいる人の判断材料になればうれしいです。

4ルート比較まとめ

ルート所要時間本数到着場所
新宿直行バス約4時間17分1日1便駒場(PA内、送迎要手配)
あずさ+松本便約4時間強1日1往復(宿泊者限定)昼神温泉中心部
名古屋経由約3時間半1日複数便昼神温泉(バス停により選択可)
新宿→飯田駅→レンタカー/路線バス約4時間半前後飯田駅までは1日多数便昼神温泉郷(路線バス利用時)

※バスの時刻・本数・運賃は変更される場合があります。お出かけ前に必ず各公式サイトでご確認ください。

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