「自分でできた!」を育てる小さな工夫〜保育士が伝えるモンテッソーリ的子育て

子どもが自分でおもちゃを片付ける様子、「自分でできた!」を育てる小さな工夫、保育士が伝えるモンテッソーリ的子育て

はじめに

毎日、子育てに家事、そして仕事。本当にお疲れさまです。

私は保育士として、お迎えに来られる保護者の方を見るたびに、

「ここからまた夕飯やお風呂、寝かしつけ…本当に毎日頑張っているな」

と心の中で思っています。

そして実は、夕方の子どもたちも一日を頑張っています。

お友だちと遊び、順番を待ち、ときには我慢をして、自分の気持ちを伝えようとして…。

大人が仕事を終えてホッとするように、子どもも安心できるおうちでは甘えたくなるものです。

だから、帰宅後に甘えてくるのは、決して悪いことではありません。

「自分でやる!」も子どもの大切な気持ち

でもその一方で、子どもには「自分でやりたい!」という気持ちもあります。

モンテッソーリ教育には、

「Help me do it myself.(自分でできるように手伝ってね)」

という言葉があります。

これは「何でも一人でやらせましょう」という意味ではありません。

安心して甘えられること。

そして、自分で挑戦できること。

その両方が、子どもの育ちには大切だと私は感じています。

子どもは、環境があると驚くほどできる

「まだ小さいから難しいかな」

そう思うことでも、環境を少し整えるだけで、子どもは驚くほどできることがあります。

例えば、

・自分で履きやすい靴を選ぶ。

・着替えを取り出しやすい場所に置く。

・汚れ物を入れる場所を決める。

・使うものをいつも同じ場所に置く。

大人には小さなことでも、子どもにとっては

「自分でできた!」

につながる大切な一歩です。

保育園で毎日見ている「子どもの力」

保育園を見学に来られた方からよくこんな言葉をいただきます。

「こんなに小さい子でも、自分で椅子をしまうんですね。」

「おもちゃを片付けるんですね。」

「こぼしたら自分で拭くんですね。」

実は、これは特別なことではありません。

椅子をしまうのは、お友だちが通りやすいように。

おもちゃを片付けるのは、次のお友だちが気持ちよく使えるように。

こぼしたら拭くのは、タオルがどこにあるか、

使ったあとどこへ戻すのかを知っているからです。

やり方をゆっくり伝え、繰り返し経験すると、

子どもは大人が思っている以上に、たくさんのことができるようになります。

今日からできる、小さな一歩

ご家庭でも、特別な教具は必要ありません。

まずは、おもちゃの場所を決める。

タオルの場所を決める。

汚れ物を入れる場所を決める。

そんな小さな環境づくりから始めてみませんか。

もちろん、お母さんやお父さんがやったほうが早いし、きれいにできることもあります。

でも、子どもは「自分でできた!」という経験を積み重ねながら、自信を育てていきます。

失敗しても大丈夫。

それも、できるようになるまでの大切な時間です。

おわりに

私はモンテッソーリ教育を「教えたい」と思っているわけではありません。

保育の現場で毎日感じているのは、

子どもには、大人が思っている以上の力がある ということです。

その力を信じて、少しだけ待ってみる。少しだけ環境を整えてみる。

そんな小さな積み重ねが、子どもの「できた!」につながっていくのだと思います。

保育士として、毎日子どもたちと過ごす中で感じたことを、これからも少しずつ綴っていきます。

うめこんぶ

小さめの吸水スポンジがあれば自分で拭ける 100均にもありますね。

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我が家でも使っています 子どもにも使いやすいサイズ感

うめこんぶ

ベロが中に入らない所がいい!スポッと履けます

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